2007年05月05日
男子決勝!


平手選手と中野選手。
愛知の王子様


中野君は、アテネのパラリンピック代表に選ばれた選手です。
二人はこれまで何度か対戦していますが、
平手君はずっと彼にかないませんでした。
でも、去年の大阪オープンの決勝戦。
初めて彼を破り、平手君はメインクラスで優勝しました

気力、体力、共に十分でなければ戦えない相手です。
いつも、素晴らしい試合を見せてくれるので、二人の試合は、
ずっとハラハラ、ドキドキして心臓に悪いです

今回の結果は、6-1 6-2で中野選手の優勝でした

「ぜんぜん走れていなかった」と平手君の言葉です。
毎日の連戦で疲れも溜まってくるし、中野君は大会会長として運営にも
携わっていたので、本当に大変だったと思います。
なのに、シングルスだけでなく、ダブルスも


すご~~~い!

彼は、斎田君や国枝君に比べると障害は重い方です。
なのに、彼らと互角に戦えるということは、並大抵の努力では
なかったと思います。
以前、肘を痛めたことがありました。
でも試合の時は、一切そんな素振りは見せません。
「エルボーバンドとかテーピングとかしたほうが良くない?」と聞くと、
「そんなもの付けたら、相手に弱みを見せることになる。
俺は絶対につけん」と言い切りました。
脊損で、サウスポー。
私と同じなのはそこだけですが、
勝手に憧れて、勝手に師と仰いでいる人です
